こんにちは。
わたしほど都市交通について頭を悩ませている人がいるでしょうか。
きっといますよね。
では前回の続きです。
多くの都市が安全向上策と称しているものは、スカイウォーク(複数のビルを2階以上の部分で結んだ連絡通路)や孤立した自転車道路など、自動車専用空間から子どもや自転車利用者や歩行者を排除したにすぎない施設計画を意味していることがしばしばあります。
自動車から他の交通を分離するこれらの施設も時には必要です。
しかし通常は、人々が安全に道路を横断できるように自動車交通を制限するほうがもっと望ましいのです。
これを実現するには、たとえば特殊な信号を使ったり、交差点で自転車が自動車の前に止まれるようにするなどして、発進するときには自転車が真っ先に出られるようにすればよいのです。
自動車以外の交通のために専用通行帯または専用道路が整備されているところでは、肝心なのは、歩行者と自転車利用者を通常の街路から締め出す理由にそれらを使わないことです。
オランダでは、通勤トリップの約30%と通学トリップの約60%が自転車によるものです。
しかし必要に応じて、通常の道路交通〔バスなど〕と自転車専用道路とを結びつけている都市があります。
このようにして、自転車利用者を自動車の道路から排除するのではなく、迂回せず邪魔もされない自転車ルートをつくり出そうと努力しています。